

全19カ国・累計350万部突破!
認知症ケアの
世界的ベストセラー
日本
上陸
認知症の原因となる疾患そのものを治療することができなくても、認知症の方やその家族の生活・人生の質を向上させるためにできることはあります。 高齢者の6人に1人が認知症を有すると言われる日本において、認知症ケアがもたらす家族の負担は少なくありません。家族の誰かが認知症になったときに共倒れにならないためにも、正しいケアの方法を知っておくことが大きな助けになるのです。





あなたの心が少しでも軽くなるように
認知症ケアは簡単なことではありません。悲しみや苦しみ、怒りなど負の感情に戸惑うこともあるでしょう。疲れたときはケアを一時的に離れ、あなた自身を休ませてあげることも必要です。先の見えない生活に不安を感じるかも知れませんが、認知症ケアを続けながら喜びや幸せを感じるためのヒントが、この本には詰まっています。

認知症の方
全ての原因は疾患
認知症の方の不可解な行動や不愉快な言動、それらを目の当たりにして日々悩んでいる方も多いでしょう。認知症ケアにおいてまず心に留めておいていただきたいことは、そのような行動は全て疾患のせいで、わざとやっているわけではないということです。
混乱や徘徊、幻覚、暴力など、自身でのコントロールが効かなくなってしまっているのです。
認知症という症状について詳しく知る
さまざまな症状とその対処法
認知症の原因と、認知症研究の現状
認知症の方を支える家族
認知症の方を支える家族には、その方自身の生活もあります。生活への順応や日々のケアの管理をサポートするために、実際ケアを経験された家族らの事例が170以上載っています。配偶者や子供、親戚、ご近所との関係性の築き方など、ケアをしていく上で直面する可能性のある例と対応策を紹介しています。
家族自身の生活と人生の質を向上させる
子供・若者たちがいるご家庭へ
認知症ケアが家族に与える影響


外部からの支援
一人で抱え込まない
訪問サービスやデイサービスの利用、介護施設への入居など、検討できることはたくさんあります。ケアに助けを求めることに罪悪感をおぼえるかも知れませんが、認知症の方が健康でいられるかどうかは、ケアをしている家族の健康にかかっています。認知症ケアには十分な休息と、認知症の方と離れて過ごす時間も必要です。
情報収集の大切さ
周囲の理解と手助け
外部サービスに対する考え方
認知症の方を支える、家族のためのガイド
170以上の事例から見る、
認知症ケアの世界
一人で抱え込まないために、家族ができることのすべて。

著者:ナンシー・メイス
元⽶国アルツハイマー病協会相談役・理事
ジョンズ・ホプキンズ⼤学医学部精神医学・⾏動科学学科T・ローウィ・エレノア・プライス教育サービスの精神科助⼿やコーディネーターを務めていた。現在は引退。
著者:ピーター・ラビンズ
メリーランド⼤学教授、医師
ジョンズ・ホプキンズ⼤学医学部精神医学・⾏動科学学科⽼年精神医学プログラムの創設者。アルツハイマー病と関連疾患を研究するために創設されリッチマン・ファミリー・プログラムの教授職を最初に務めた⼈物。
監訳:⽥中崇博
⼀般財団法⼈SF豊泉家代表理事
モンテフィオーレ・メディカルセンターでシニアマネジメントエンジニアとして病院経営に携わったのち、現職。一人でも多くの方が認知症による不安や苦しみから解放されるよう、豊泉家グループでは認知症ケアに取り組んでいる。